国道246号を走っていると「道了尊入口」という交差点があるのを目にするが、
その「道了尊」とは、この「高森道了尊」のことだ。
ここは、了庵慧明禅師によって開かれたといわれるお寺。
了庵慧明禅師は南北朝・室町時代の曹洞宗の僧で、相模大住郡糟谷荘(現在の伊勢原市) の出身で、
のちに大雄山最乗寺道了尊も開いている、曹洞宗の歴史上、重要な僧である。
そんな長い歴史を持つ高森道了尊だが、現在の本堂の建物は建て替えられた新しいもの。
しかし、境内には安政3年造営と刻まれた旧奥宮も残されている。
また、今の奥宮には、天狗の像が安置されている。
だそうです。
凛とした空気の流れる素敵な場所でした。
建築部 遠藤
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